腱鞘炎について

2025年03月27日

本日は腱鞘炎についてお伝えしていきます!

腱鞘炎は手や指を使い過ぎて関節に痛みが出る疾患です。長時間のスマホ使用、お料理でフライパンをよく振る方、手首を使うスポーツ(ゴルフなど)、産後のお母さんなどで特に多い印象です。
安静にしていれば痛みは落ち着いてくるのですが、使い続けて放置しているなかなか治らずと痛みと腫れがひかず、日常生活で不便な思いをする方もおられます。

手首や指の腱の場合、腱鞘というトンネルを腱が行き来し、使い過ぎなどによってこすれ合いで摩擦が起き炎症が起こってくると痛みになってきます。

腱鞘炎にはいくつか種類があり、主に指に起きるばね指と手首に起きるドケルバン病の2つがよくみられます。

腱鞘炎で大事なことは「無理な負担をかけない」ことです。理想はしっかりとシーネなどで固定してしまうことが治癒への近道なのですが、仕事や日常生活をする中で「使わない」という選択が難しいケースが多いのも現実です。そのため、症状の重さを見ながら日常の使用に応じたサポーターでの固定もおすすめしています。
また腱鞘炎には鍼灸が有効です。鍼でまわりの筋肉などを緩めて、お灸で腫れを抑え血行を促していきます。効果が出るのは個人差があり時間は多少かかりますが、症状は良くなっていきます。
当院に通われている方から「早く鍼灸の治療を受けていれば良かった」、「こんなに早く良くなるんですね」などの喜びの声もいただきております。
お辛い腱鞘炎などでお悩みの方は、今泉はりきゅう整骨院に一度ご相談ください。

今泉はりきゅう整骨院
栃木県宇都宮市中今泉1-9-38
TEL028-612-6618
監修者:今泉はりきゅう整骨院:渡邉明大(柔道整復師・鍼灸師)

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